現場の合間を縫って、内装工事をしていた現場が完成しました。
居室のクロス全面張替施工、床フローリング施工各修理など施工項目は多かったんですが、色々と問題がある中でベストを尽くせたかなとは思います。
ただ、ここだけの話、もう少し予算を出してもらえていれば、もっといいものが出来たんではないかなとも思った現場です。
それではビフォーアフターでご覧ください。
before
クロスを剥ぐ前の写真を撮り忘れてしまったので、作業途中ではあるんですが、全体的にヤニで壁紙を全て汚れてしまって黄色くなってました。
匂いもだいぶきつかったので、タバコをだいぶ吸っていたのかなと思います。
ガラスも割れて、壁も穴が空いていて、ちょっと廃墟に近い感じの現場でした。
after
壁紙を壁、天井共に白に替え、押入の床はCFを施し、床はフローリングに替えました。
ただ、前の床の木のしなりがきつく、予算もあまりなく、それぞれの段差もさほどなく、床の施工だけは悩みまくりました。
結果マイナスでは仕事は請け負えないので、最善の方法で施工はしましたが、個人的には納得はいっていません。
写真でもわかるように、奥へと伸びるラインが出ています。
これが気にくわなくて仕方ありませんが、部屋の形状上、段差を作って綺麗に仕上げるか、段差を考慮してどこかを妥協するのか悩む所ではあります。
段差を作ってしまうと、入居される方がつまずいてケガをする可能性も出てきますし、その段差がうっとうしい時ももちろんありますので、何が正解なのか分かりません。
多分正解もないかもしれませんが…。
本当はパーフェクトに終わりたかったんですが、それが叶わず残念な気持ちと滅多に貼らないフローリングの経験が出来たので、プラマイゼロな気持ちです。
ちょっとすっきりしない現場にはなりましたが、正解のない施工も存在すると改めて感じました。